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2019年04月10日

Laravelのバージョンを確認する方法を徹底解説

Laravelというフレームワークを動かすのにはいくつかの要件があり、その内容はバージョンによって違いがあります。バージョンアップして動かなくなったということが起こらないように、あらかじめ現在のバージョンを確認しておく方法をご紹介します。

Laravelのバージョンを確認する方法

現在インストールしているLaravelのバージョンを確認する方法は、以下の3とおりです。

Artisanコマンドを使ってバージョンを確認する

最も簡単な方法は、「artisanコマンドを実行」して確認する方法です。Windowsならコマンドプロンプト、macOSならターミナルを使って、コマンドラインから実行します。

Artisanとは?

ArtisanとはLaravel専用のコマンドラインです。コントローラやモデルのひな形の作成、マイグレーションの実行などを行うときに使用します。なお、Artisanコマンドの実行は、Laravelのプロジェクトを作成したルートディレクトリで行います。

また、Artisanコマンドは多くの便利なコマンドを提供していて、その一覧は「php artisan list」で確認することができます。

実際の手順

手順1

まず、Windowsのコマンドプロンプト、またはmacOSのターミナルを起動します。

Windows10のコマンドプロンプトを例に挙げると、メニューからWindowsシステムツールの中のコマンドプロンプトをクリックして起動します。

手順2

次に、Laravelのプロジェクトを作成したディレクトリへ移動します。

コマンドプロンプトを起動すると「C:\Users\ユーザー名>」と表示されているので、そのあとに、Laravelのプロジェクトを作成したディレクトリへの移動コマンドを以下のように「cd パス名」と記述します。そして、エンターキーを押すとディレクトリが移動します。

ここでは、XAMPP(ザンプ)のドキュメントルートの中へ「laravelapp」という名前でLaravelのプロジェクトを作成していた場合を例にとります。
C:\Users\ユーザー名>cd C:\xampp\htdocs\laravelapp
C:\xampp\htdocs\laravelapp>

【補足】cdコマンドについて

cdコマンドは「chage directory」の意味で、指定したパスへカレントディレクトリを変更するコマンドです。書き方は、「cd 移動したいディレクトリ名」と記述します。

php artisan --versionを使う

Laravelのバージョン確認には、「php artisan --version」というコマンドを使います。

コマンドプロンプトの表示が「C:\xampp\htdocs\laravelapp>」に変わったら、そのあとへ「php artisan --version」と記述します。すると、「Laravel Framework 5.8.4」というように、現在インストールされているLaravelのバージョンが表示されます。

C:\xampp\htdocs\laravelapp>php artisan --version
Laravel Framework 5.8.4

php artisan -Vを使う

「php artisan --version」の代わりに「php artisan -V」と記述することでも同じ結果が得られます。

C:\xampp\htdocs\laravelapp>php artisan -V
Laravel Framework 5.8.4

routes.php(web.php)でLaravelのバージョンを確認する

Laravelでは、特定のアドレスにアクセスすると、それに対応する処理を呼び出す関連付けを行う「ルーティング」が必要です。一般的なWebページとしてアクセスするためのルーティングは、Laravel5.2以下は「app\Http\routes.php」で、5.3以上は「routes\web.php」で行います。バージョンによってルートの定義をするファイルの位置と名前が違うので注意してください。

ファイルに以下のようなスクリプトを追加してサイトにアクセスすることで、ブラウザ上でLaravelのバージョンを確認することができます。
Route::get('laravel-version', function () {
$laravel = app();
return "あなたがお使いのLaravelのversionは、".$laravel::VERSION."です。";
});

ドメイン/laravel-versionにアクセスする

上記スクリプトの追加後に、ドメイン/laravel-versionにアクセスするとLaravelのバージョンが確認できます。「あなたがお使いのLaravelのversionは、5.8.4です。」という表示がされ、現在使っているLaravelのバージョンが5.8.4だということがわかります。つまり、先ほどの「$laravel::VERSION」の部分がバージョンを確認するコードになっています。

【補足】app()でサービスコンテナを取得する

サービスプロバイダでは通常$this->app->make();というような使い方をします。しかし、サービスコンテナ($this->app)にアクセスできない場所など、サービスコンテナ自体をサービスプロバイダ以外で取得しなければならない場合もあります。その場合は、上記の「$laravel = app();」のようにapp()というグローバル関数のみを使ってサービスコンテナを直接取得することができます。

bladeでバージョンを確認する方法

Laravelに独自に用意されている「Blade(ブレード)」というテンプレートエンジンを使ってバージョンを確認する方法をご紹介します。

まず、「resources\views」フォルダ内に、「version.blade.php」という名前でファイルを作成します。基本的な部分は普通のHTMLとなりますが、変数を埋め込む部分に関しては{{$変数名}}と記述します。

{{ App::VERSION() }}を使って確認する

先ほどのversion.blade.phpに{{ App::VERSION() }}と記述することで、Laravelのバージョンを確認することができます。

(1)version.blade.phpの記述
<!doctype html>
<html>
<head>
<meta charset="utf-8">
<title>Laravelのバージョン確認</title>
</head>
<body>
<p>あなたがお使いのLaravelのversionは、{{ App::VERSION() }}です。</p>
</body>
</html>

(2)ルーティングファイル(web.phpまたはroutes.php)の設定
Route::get('version', function () {
return view('version');
});

(1)と(2)が終わったあとに、ドメイン/versionにアクセスすると、Laravelのバージョンが確認できます。「$laravel::VERSION」のときと同じように「あなたがお使いのLaravelのversionは、5.8.4です。」と、ブラウザ上にLaravelのバージョンが表示されます。つまり、「{{ App::VERSION() }}」の部分がバージョンを確認するコードになっています。

Laravelの構成ファイル内で直接確認する

Laravelの構成ファイルで直接確認することもできます。Laravelのプロジェクトを作成したディレクトリ内にあるvendor¥laravel\framework\src\Illuminate\Foundation¥Application.phpをみると、Laravelインスタレーションのバージョンがクラスの最上部近くに、以下のように記述されています。なお、これは定数として定義されています。

class Application extends Container implements ApplicationContract, HttpKernelInterface
{
/**
* The Laravel framework version.
*
* @var string
*/
const VERSION = '5.8.4';

ちなみに、上記の「php artisan --version」や「$laravel::VERSION」、「App::VERSION()」で呼び出しているLaravelのバージョンの数値は、このファイル内の記述を参照して表示しています。

Laravelのバージョン別に必要なPHPバージョン

Laravelのバージョンを変更するには、そのバージョンごとに必要なPHPのバージョンが異なります。各バージョンごとに必要なPHPのバージョンは以下のとおりです。

LaravelのバージョンPHPのバージョン
5.87.13以上
5.77.13以上
5.67.13以上
5.57.0以上
5.45.6.4以上
5.35.6.4以上
5.25.5.9以上
5.15.5.9以上
5.05.4以上
4.25.4以上
4.15.3以上
4.05.3以上

Laravelをインストールするには、「PHPのバージョンが指定以上であること」と「指定のPHP拡張モジュールが入っていること」が必須です。Laravelをバージョンアップさせようと考えても、サーバーのPHPのバージョンなどが要件を満たしていないと動作しません。バージョンアップを行う際には、サーバーの要件も確認するようにしてください。

Laravelのバージョン別サポート期限

近年のサイバー攻撃などを考えると、セキュリティ面でのサポートも重要です。現時点でセキュリティのサポートが有効なLaravelのバージョンは、5.5 、5.7、5.8 です。

Laravelのバージョンリリース日バグ修正セキュリティ更新
5.82019-02-262019-08-262020-02-26
5.72018-09-042019-03-042019-08-04
5.62018-02-072018-08-072019-02-07
5.52017-08-302019-08-302020-08-30
5.42017-01-242017-07-242018-01-24
5.32016-08-232017-02-232017-08-23
5.22015-12-212016-06-212016-12-21
5.12015-05-092017-06-092018-06-09
5.02015-02-042015-08-042016-02-04

バージョン管理をしっかりしてセキュリティ対策を万全に!!

脆弱性の問題から、常にバージョンは最新のものにしておくほうが安全です。そのためには、現在使用しているバージョンを把握しておくことは大変重要です。各バージョンごとのサポート期限やサーバー要件などを考慮しながら、なるべく最新のバージョンを利用できる環境を構築するよう心がけましょう。

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